あんなに嫌いだったパンジー、苦手だったパンジー、見ると逃げ出していたパンジー。
嫌いというか苦手というか、むしろそれは怖いという感覚だったのだと思う。パンジーが怖い。
かつてパンジーが苦手な男がいた
かつてパンジーが苦手な男がいました。
しかし、彼は成長するにつれ、パンジーを恐れることがなくなりました。
あんなに気にしてたのに、今ではパンジーの存在自体を完全に無視しているかのようです。
もう彼の辞書には「パンジー」という花は存在しません。おそらく。
パンジーという名の花をご存知でしょうか。
花に関する知識がほぼない僕でも知っている花なので、とてもポピュラーな花だと思います。よく見かける花でもある。学校とか道端とかに植えてある。
彼にはパンジーの花びらが顔に見えていたようです。怒りに震える恐ろしい顔をしたパンジー。彼はパンジーが咲いている道は絶対に通りませんでした。
パンジーに怯えなくなった彼。よかった。
歳を取って、いや成長して鈍感になることは悪いことばかりじゃない。
でも、、、
でも、悲しいこともあります。
それは彼のパンジーの例ではなく、僕のフライングパイレーツについてです。
フライングパイレーツに乗っても、全然怖くなくなったのです。あの降下するときのスーッという感じがしなくなった。正直悲しい。
だから、僕は叫ぶ。
全然怖くないけど、全然スーッとしないけど、フライングパイレーツに乗ったときはワーワーキャーキャー叫んでやる。
恐怖は消えても楽しみは消さない。多少スリリングな何かもないとつまらない。
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
独立・起業・スモールビジネス、ベッドルームから始めよう。
「ちゃんとする」で「いい感じ」を「もっといい感じ」にする税理士です。