大丈夫じゃないと思っているのが危機管理

「正常性バイアス」という言葉を初めて知ったとき、「あるな〜、これはあるな〜」と妙に感心したことを覚えています。

First snowman

スポンサーリンク

※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

正常性バイアスとは?

「正常性バイアス」、英語で言うと「normalcy bias」

心理学用語で、

「自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと」

ウィキペディアより

をいいます。

 

normalcy=正常、 bias=偏り。

予期せぬ出来事が起こっても、いつもどおりに振る舞ってしまうことをいいます。

 

御嶽山が噴火した際、犠牲者が増えた原因として、この「正常性バイアス」が語られていました。

「写真を撮影していて逃げ遅れた」と考えられる方々が多くいたようです。

 

冷静に落ち着いて考えれば、

  • 山が噴火してる→逃げる

となるところが、

  • 山が噴火してる→スマホで撮影

といつもの行動を取ってしまい、逃げ遅れたのではないかという報道内容でした。

 

大丈夫だと思わない

「自分は大丈夫」と思わないこと。

危機的状況を乗り越えるには、日々それを意識する必要があるでしょう。

正常性バイアスは人が日々生きるために必要な機能でもあるので、危機的状況にも働く可能性があります。

しょっちゅうしょっちゅう驚いてたら身が持ちません。正常性バイアスはそうならないための、自分を守るための機能でもあります。

だからこそ、「自分は大丈夫だと思わない」ことを意識する必要があります。

 

まずは机の下にもぐる

学校で定期的に行われていた(行われている)避難訓練。

まず最初に机の下にもぐりました。

 

「地震が起きたら必ず机の下にもぐる」

どんな小さな地震でも机の下にもぐる、それを習慣づける。

そういった日々の心がけが、僕たちを危機的状況から救ってくれるのかなと。

準備とか備えとか、怠りがちだったことをもう怠らないぞと深く刻み込ませてくれた家ごもりでした。(まだまだ続きますが)

 

「大丈夫」をまわりの人に押し付けない

  • 「自分は大丈夫、だからあなたも大丈夫」と、大丈夫だと思っていないのに押し付けられたとしたら。。。。
  • 大丈夫じゃないと思うんだけど、大丈夫って言わないとバカにされそうな雰囲気だな。。。。

そんなことは気にせず、さっさと机の下にもぐれるメンタルを!チャオ!

 


 

【編集後記 〜税理士・前川秀和のつぶやき〜 】

昨日はオフ。家のまわりで少し雪遊び。

3歳児、最近あまり遠出をしていないことに気づき、水戸に行きたいと泣き出したり。

しばらく帰省できなそうです。

 

【1日1新】

次男、雪遊び

パワーレンジャー(映画)

 

【長男と次男 〜9歳児(0ヶ月)と3歳児(1ヶ月)のマイブーム〜 】

長男:ゲームとiPad(YouTube)を交互に回す家ごもりの春休み

次男:仮面ライダーに変身(長男が仮面ライダーを卒業しつつある今、次男が興味持ち始めて嬉しい限りです。今仮面ライダー観てるの家族で僕だけなので)