水戸のイタリアン『リストランテマーノ・マーノ』の経営哲学

友人がオーナーシェフをつとめる『リストランテマーノ・マーノ』に行ってきました。

彼と久しぶりに話すなかで、「飲食店経営」すなわち「飲食店を続けていくこと」の話なんかも聞けました。

これは、どんな事業でも当てはまるような内容だと思います。

Mano e mano 4

※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

リストランテマーノ・マーノ

地元茨城の旬の食材を使ったイタリアンを、ゆったりと楽しむことができます。

野菜もたっぷりです。

茨城が農業・漁業とも盛んな土地なんだと再認識させられました。

 

↓ボリューム満点なお料理。

今回はランチで伺いました。私はサラダ、パン、パスタ、メイン料理が付くコースを、妻はサラダ、パン、パスタのコースを頼みました。メイン料理が付くコースはパスタがハーフサイズになります。どちらのコースもドリンク付きで、それぞれ1,800円と1,200円。

Mano e mano 5

 

↓こちらのアサリとモロヘイヤのペペロンチーノはハーフサイズのはずだったのですが・・・ハーフといえどもなかなかのボリュームです。

Mano e mano 2

 

↓妻がオーダーしたクリーム系のパスタ。お腹いっぱい大満足!

Mano e mano 1

 

飲食店を続けていくこと

私達がランチを楽しんでいる最中、1組のお客さん(5〜6名のグループだったと思います)が来店されました。

シェフが1人で店を切り盛りしている都合上、お食事が終わるまでに時間がかかること、このあと予定がある場合はそちらに影響が出てしまうことなどを、丁寧にそのお客さんに案内していました。

(お店の入り口にもその旨が書いてある案内板があります。)

 

結果、そのお客さん達は食事をあきらめ、帰って行きました。

 

「うわ〜もったいないなぁ〜機会損失!」なんて一瞬思いましたが、まあそれも考え方の1つだよなと考え直しました。

 

・ほそぼそだけど続けてこれている

パートさんに入ってもらっている時間帯もあるようですが、調理については彼1人で対応しているため、いずれにせよお料理を提供するまで時間はかかります。

お店の広さも、1人で切り盛りするには適正ではないかも知れません。

 

しかし、彼の

  • 食育にもたずさわるほどの、地元食材に関する思い
  • イタリア帰り、本場仕込みの食へのこだわり

をお客様に伝えていくためには、今のスタイルが実際合っているのでしょう。

 

「ほぞぼそだけど13年間続けてこれている」という彼の言葉の、「ほそぼそ」という言葉がとても印象的でした。

「料理人」としての部分と「商売人」としての部分、その間で思い悩むオーナーシェフは多いでしょう。

「ほそぼそ」という言葉に、その両者の自分なりのバランスを見つけた彼の自信を感じ取ることができました。

 

最後に

地方で飲食店が成功するために欠かせないことの1つに、駐車場の確保があります。

マーノマーノも駐車スペースをたっぷり確保していました。

Mano e mano 3

 

リストランテマーノ・マーノ

マーノマーノのFacebookページ

 


 

【サンプラザ前川くんのつぶやき】

水戸に帰省中。

昨日は、朝からキュウレンジャー/仮面ライダーエグゼイドの映画、お昼はマーノマーノでランチ、夕方からは甥っ子たちと遊ぶなど。

水戸の映画館、空いてて最高です。