試験前のナーバスな時間帯。「試験」というワードに反応し、自分語りを始めるタクシードライバー。まさかその後、そのドライバーに感謝の念を抱くようになるとは・・・
税理士試験当日の出来事
いつかの税理士試験のときのお話です。
試験会場が自宅から微妙に遠かったため、贅沢にも前乗りしました。
つまり、試験前日に会場にほど近いホテルに泊まったわけです。
そして税理士試験当日、これまた贅沢にもホテルからタクシーに乗り、会場へ向かいました。
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乗ったのは個人タクシー。
なんか今日は同じ方面に向かう人が多い、と運転手さん。
税理士試験があるんですよと教えてあげると、なるほどと一言。
それからは運転手さんの話が始まりました。繰り広げられたのは、個人タクシーの試験がどれだけ難しいかという話。
本当にそんな試験があるかどうか定かではありませんが、東京の地図をすべて頭に入れる必要があるとかいう話を、すごいですねぇ〜大変ですねぇ〜と相槌を打ちながらの10分ちょっと。
正直こっちはそれどころじゃないんだけど、機嫌損ねて変な所で降ろされても嫌なので、調子よく聞いていました。
でもまあ、こうしてネタにもなったし、そのときの税理士試験が最後の試験にもなったので、そのときの運転手さんにはちょっと感謝してもいいのかも知れません。
公園等で子連れでいる時のおばあさんにも要注意
突然ですが、公園とか散歩中に話しかけてくるおばあさんにも気をつけたいところです。
「かわいいわね〜」なんて話しかけられて付き合ったら最後。
延々とお孫さんの自慢話を聞かされることになります。
もしそうなったら、おばあさんが息を吸った瞬間に「失礼します」と言って逃げましょう。
お客様の話を聞きたい
会話が続かず気まずくなるくらいなら、話していただいたほうが楽なときもあります。
でも、タクシーの車内であれば、無言でも気になりません。
「話す」も「聞く」も、どちらもサービス(価値提供)になり得ます。
- 「話すことで」喜んでもらう
- 「聞くことで」喜んでもらう
タクシー車内であれば、上記に加えて、「無言」で喜んでもらえる可能性もあるでしょう。
税理士業であれば、「話す」以上に「聞く」ことが大事です。
できるセールスマンは聞き上手的なフレーズをビジネス本でよく見かけます。
お客様が「本当はどうしたいのか」「どうなりたいのか」を聞き取らなければなりません。
間違ってもお客様に税理士試験について語らないよう、気をつけます。チャオ!
【執筆しました】
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【編集後記 〜税理士・前川秀和のつぶやき〜 】
昨日は午後からオンラインセミナー。その後次男と公園へ。
【1日1新】
感染拡大協力金の申請
【長男と次男 〜9歳(1ヶ月)児と3歳(2ヶ月)児のマイブーム〜 】
長男:リック・アストリーのおもしろ動画
次男:「さあ、実験を始めようか」と言いながら仮面ライダービルドに変身

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