いろんなビジネス書で語られていることですが、やることを決めるよりも、やらないことを決めた方が効果が高いです。
僕もその威力は感じています。
やらないことリストとは
限りある時間を有効に使い、充実した人生をおくるための最もパワフルな方法。
それは、「やらないこと」を決めること。そして、やらないことリストをつくることです。
つくり方はいたってシンプル、「やらない」と決めたことをリスト化するだけです。
僕もEvernoteにリスト化していて、その数は増えていってます。
リストの一部とは言え、ちょっと多いですが、例えば、↓こんな感じ。
- 誰からも好かれようとは思わない。
- 汚い言葉は口に出さない。
- 慌てない。
- 時給では働かない。
- タダ働きはしない。
- 雇われない。
- 会計事務所の下請けをしない。
- 「小さな事務所ですが」と言わない。
- 仕事で電話を使わない。
- 電話営業に捕まらない。
- イケていない場所、負のパワーに支配されている場所には行かない。
- イライラしない。
- くさらない。
- 雨の日、雪の日に出勤しない。
- 〇〇とは一切関わらない。
- 満員電車に乗らない。
- イケてない会計ソフト・税務ソフトは使わない。
- イケてないオフィスでは働かない。
- 子供の教育に手を抜かない
- 子供と遊ぶときは仕事のことを考えない。
- 無償で書類作成をしない。
- 保険代理店にはならない。
- 虚偽の書類を作らない。
- 不要なものをもらわない。
- カッコ悪いものを持ち歩かない。(ex.デカイ電卓)
- コピー機、ファックスを買わない。
- ネットでできることなのに他の方法でやらない。(ネットでできることは、ネットで)
- 銀行に手数料を払わない。
- 自分に嘘をつかない。
- 「ズルをバレないようにすること」を税理士の仕事としない。
独立直後に決めた「松屋からの卒業」
独立前、ランチをサクッと終わらせて何か他のことをするため、よく松屋を利用していました。
牛丼屋さんの松屋です。(松屋では「牛丼」ではなく、「牛めし」と呼んでいます、ってどうでもいい情報ですね)
でも、それでは、ナントカのひとつ覚えみたいでつまらない。
もっともっと新しいものに目を向けるためにも、ワクワクするランチが必要だ!
独立直後、「松屋からの卒業」を掲げ、外でランチするときはいろんなお店を開拓しようと誓いました。
当然、やらないことリストにも追加。
<やらないことリスト>
- 松屋にはいかない
なぜ松屋をやめられなかったのか
ところが!
松屋、やめられなかったのです。
定期的に発表される新メニューに心を奪われ、ついつい店内に吸い込まれること何十回。
この新メニュー、発表直後の何日かはご飯大盛りが無料だったりします。
好きな言葉「大盛り無料」、声に出して言いたい日本語「ご飯大盛り」な僕にとって、この上なく魅力的なキャンペーンなのです。
家でランチをとることが多いのですが、外食となるとフラ〜っと松屋へ吸い込まれていました。
松屋、その5つの魅力
松屋と言えば、
- 安い
- 早い
- 美味しい
- 定期的に新メニューが登場する
- Suicaが使える
あとは、味噌汁が無料でついてきます。
ちなみに、吉野家は別料金がかかります。
この味噌汁、かつては、茶色い塩味のお湯って感じで正直美味しいとは言えなかったのですが、あるときから美味しくなりました。
素晴らしい企業努力です。
ちょっと前に野菜の価格が高騰したことがありましたが、その期間、松屋のメニューの1つ「生野菜」にも変化が起こりました。
「生野菜」の具材のほとんどが、キャベツの芯の千切りになったのです。(今はもとのレタスメインの具材に戻っています)
このように、松屋に通い続けることで社会情勢をも体感することができる。
で、松屋がやめられない一番の理由ですが、これはやはり「Suicaが使える」ことにつきます。
食券機にiPhoneをピッとかざすだけのお会計。
これがあたり前になってしまうと、もう現金でお会計には戻りたくない。
でも初心に返り、もっと新しい出会いを求めるべく、松屋は封印することにします。
【サンプラザ前川くんのつぶやき】
税理士受験生向けの『会計人コース』という雑誌に、同じくひとり税理士の谷口さん、林さん、井ノ上さんの記事が。
それらを読みながら「俺も変わらなきゃ」ということで、松屋をやらないことリストに再アップです。
【1日1新】
松屋 ごろごろチキンのトマトカレー
税理士、東京。自由、DIY、シンプル。音楽と地下鉄。
独立・起業・スモールビジネス、ベッドルームから始めよう。
「ちゃんとする」で「いい感じ」を「もっといい感じ」にする税理士事務所をやっています。