「いらっしゃいませ」の秘密

威勢のいい「いらっしゃいませ」の掛け声。その正体とは?

Beer izakaya

※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

飲食店の接客マニュアル

若かりし頃、数店舗のチェーン店をかかえる飲食店(焼肉屋さん)でアルバイトをしたことがありました。(事情により1〜2ヶ月で辞めましたが)

そのお店では、スタッフは大きい声で「いらっしゃいませ」等の声出しをすることが求められていました。

最初は恥ずかしいのですが、徐々に慣れてしまったことを覚えています。

 

「いらっしゃいませ」の秘密

アルバイトのときの「いらっしゃいませ」、お客様に聞こえるように、いやそれ以上のボリュームで発声することを求められます。

そんなに大きな声で言う必要ないのではないか?と最初は疑問に感じていたのですが、しばらくするとその大声の必要性に気づくことになります。

この大音量の「いらっしゃいませ」、実はお客様のためではなく、自分たちのために言っていたのです。

勤務時間内の休憩が5分しかないような状況で、大声を出すことで自分を鼓舞することができました。

疲れや眠気をこの「いらっしゃいませ」の発声で吹き飛ばす。

「あ〜、この大声いらっしゃいませは自分のためだったのか」と、当時妙に感心したものです。

 

その行為は本当に喜ばれているか

それ以後、大声のいらっしゃいませに遭遇したときは、そのスタッフの方々に対し「お疲れ様です」「ありがとう」の思いで受け止めるようになりました。

と同時に、「お客様目線」でオペレーションを設計することの重要性についても、思いを馳せています。

 

  • それはお客様のことを考えての行動なのか
  • それはお客様のためになっているのか
  • 大声を出さなきゃやってられないような状況に自分を追い込んでないか

 

先日、眠る次男の耳元で大声の「いらっしゃいませ」をいただきながら、今一度、自分の提供するサービスについても見直してみようと思いました。

チャオ!

 


 

【編集後記 〜税理士・前川秀和のつぶやき〜 】

昨日は妻の実家へ。

 

【1日1新】

横浜青葉ICに新しい高速道路ができていた

 

【長男と次男 〜9歳児(0ヶ月)と3歳児(1ヶ月)のマイブーム〜 】

長男:いとこの兄ちゃんたちとゲーム

次男:砂場遊び