「損金」、読み方は「そんきん」です。
会社の節税の話しになると、「損金算入(そんきんさんにゅう)」なんて言葉をよく耳にすると思います。
そんきんとは?
「損金」は、法人税の専門用語です。
法人税における経費のことをいいます。
その決算書における経費と、法人税法における経費では少し異なります。
決算書では認められても、法人税法では認められない経費があったりするのです。
そのため、両者を区別し、法人税では「損金」といっています。
損金算入と損金不算入
決算書では経費でも、法人税法上、損金でなければ、節税にはなりません。
・損金算入
損金算入、「そんきんさんにゅう」と読みます。
損金として計上するという意味です。
損金算入すればするほど法人税における利益は小さくなり、税金も安くなります。
・損金不算入
損金不算入、「そんきんふさんにゅう」と読みます。
損金として計上できないという意味です。
決算書では経費でも、法人税法上は損金にならないものがあります。
代表的なものとしては、交際費なんかがあげられます。
ちなみに・・・
損金の反対は、「益金(えききん)」といいます。
会計と法人税法では、その目的が違います。
- 会計は、株主などに対して会社の業績を正しく報告するため。
- 法人税法は、税金を公平に正しく計算するため。
よって、収入・費用の概念も異なってくるというわけです。
【HMJのつぶやき】
昨日は事務所→鷺ノ宮→弥生町。
自宅にあるCanonの複合機よりも、iPhoneのScannableの方がキレイにスキャンできることが分かり、ちょっとショックでした。
【昨日の1日1新】
クラウドサイン
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