クレジットカード決済サービスである『PayPal』と連携した場合の、クラウド会計ソフト『freee』側での処理方法の解説です。
今回は、経費の処理についてです。
PayPalとは
PayPal(ペイパル)とは、オンライン決済サービスです。
PayPalを通して決済することにより、相手方にこちらのカード情報を公開することなく決済ができます。
それが、PayPalが「安全」をうたっている理由の1つです。
また、PayPalを利用することにより、売り手としてクレジットカード決済を導入することもできます。
・PayPalをfreeeと連携した場合の処理は少しわかりにくい
PayPalはクレジットカード決済だけでなく、自分のPayPalアカウントに残高がある場合にはそこから支払うこともできます。
チャージして使う電子マネーのようなものとイメージするとわかりやすいでしょう。
なので、PayPalをfreeeと連携すると口座して認識し、しかも重複する取引が出てくるため、freee側での処理には注意が必要です。
PayPalアカウントをとおして、クレジットカードで代金を支払った場合の処理
PayPalアカウント(無料でつくれます)を使って支払いをした場合のfreeeでの処理方法です。
- freeeでPayPal口座を開きます
- 該当する取引が複数出てきているはずです
- まずは、『支払い』または『Purchase』とあるものを経費として登録します
- 『その他(Transfer) Credit Card ID:☓☓』を「口座振替・カード引落し」タグから、クレジットカード口座からの入金として処理します(例:「振替元:セゾンカード → 振替先:PayPal」と登録します)
- freeeでクレジットカード口座を開きます
- 該当するPayPalでの取引をクリック
- 「無視」ボタンをクリック
以上で登録完了です。
イメージで言うと、
- PayPal口座にクレジットカード口座から商品の代金分をチャージ(入金)し、
- PayPal口座から商品の代金を支払う
といった感じでしょうか。
1の「クレジットカードからPayPalに入金」部分の取引がダブるため、「無視」という処理をすることになります。
PayPal残高から支払った場合の処理
売り手としてもPayPalを使い、PayPal残高から支払いをした場合のfreeeでの処理方法です。
- freeeでPayPal口座を開きます
- 『支払い』または『Purchase』とあるものを経費として登録します
- 該当する取引が複数取り込まれている場合は、2以外のものを「無視」します(「無視」ボタンをクリック)
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【HMJのつぶやき】
先日、新規のお客様から電話がありました。
近くにいるらしく、30分後に事務所に来ていただくことにしました。
しかし、待てど暮らせどお見えにならず。電話を掛けなおしても出ず。
約束の時間を2時間過ぎた頃、ようやく連絡をいただきました。
結局近所の税理士にお願いすることにしたとのことでした。
私の予想ですが、30分間待つことができず、他の税理士に連絡を取ったのではないかと。
まあ、連絡いただけただけよかったです。
【昨日の1日1新】
石井スポーツ吉祥寺店
仮面ライダーアマゾンズ
仮面ライダービルド ボトルチェンジライダーシリーズ 01仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム
↓ビルドのアクションフィギュア、なかなかできがいいです!

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