5分で学べる!経営者に必要な簿記の知識。初めての決算書・・・AHH

会社を経営するにあたって簿記を学ぶべきか、どうか・・・

答えは、「学ぶべき」。絶対に。

ただし、まずは超基本的なことだけでOK。

「資産・負債・純資産」や「収益・費用」の概念基本的な用語の意味を、ある程度理解できれば、まずは充分です。

Sl d51

(BS、PL、SL)

※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

この図を覚えてみよう

・資産、負債、純資産

・収益、費用

下の図でこの5つの位置関係を覚えてください。

これさえ頭に入っていれば、イケます。

BsPl

「利益」以外、この右と左の立ち位置は絶対に変わりません

負債と純資産と収益は絶対に右側ですし、資産と費用は絶対に左側です。

右側の収益が増えれば、左側の資産が増える。

具体的に言うと、「売上(収益、右側)があがれば、現金(資産、左側)が増える」、という右と左の関係性になります。

この右左の関係性は、会計ソフトに入力する際にも役立ちます。

利益について少し触れると、「収益 − 費用」の計算式で算出される「利益」は、最終的には貸借対照表に移動し、純資産の一員になることになります。内部留保なんて言葉を聞いたことあると思いますが、会社の中に利益が蓄積されていくことになります。

貸借対照表と損益計算書

Bs

貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)、またの名をB/S(ビーエス)

Pl

損益計算書(そんえきけいさんしょ)、またの名をP/L(ピーエル)

と言います。

この名前は覚えておきましょう。

ちなみに、B/Sとは「Balance sheet」の略で、P/Lとは「Profit and loss statement」の略です。

B/SとP/L、それぞれの役割

それぞれの表の役割としては、次のとおりです。

・貸借対照表(B/S)の役割・・・期末時点の財産状況を把握するための表

・損益計算書(P/L)の役割・・・1年間で稼いだ利益を計算する表

 

勘定科目の所属する場所をチェックしよう

資産、負債、純資産、収益、費用

このそれぞれのカテゴリーは、さらに「勘定科目(かんじょうかもく)」というものに細かく分けられます。

それぞれのカテゴリーの代表的な「勘定科目」は次のとおりです。

ざっと見ていただければOKです。

資産

  • 現金
  • 預金
  • 売掛金
  • 貸付金
  • 建物
  • 土地
  • 器具備品(10万円以上するような机やパソコンなどのことです)
  • 車両運搬具(車のことです)

負債

  • 買掛金
  • 未払金
  • 借入金(借金のことです、「かりいれきん」と読みます)
  • 預り金

純資産

  • 資本金

収益

  • 売上高
  • 受取利息
  • 雑収入

費用

  • 仕入
  • 役員報酬
  • 給料
  • 賞与
  • 法定福利費(社会保険料のことです)
  • 福利厚生費
  • 減価償却費
  • 消耗品費
  • 水道光熱費
  • 会議費
  • 接待交際費
  • 支払利息

 

簿記3級にチャレンジ!

日商簿記検定3級にチャレンジ!

は、しなくても大丈夫です。

大丈夫ですが、簿記3級を勉強する意味は大いにあります。

合格レベルまで勉強したのであれば、会計ソフトの操作から決算書の見方まで、かなりクリアになるはずです。

合格という成功体験もできますし、何より「簿記」という非常に良くできた仕組みを知ることができます。

時間的・精神的に余裕があればオススメです。

 


 

【サンプラザ前川くんのつぶやき】

昨日は午後からお客様と事務所で打ち合わせ。

夜は中野サンプラザで講演会→懇親会でした。

次男(1歳3ヶ月)、「パパ」と言ったり、ハイタッチができるようになったりでかわいいです。

ただイタズラがものすごくて・・・

あらゆるところに登るので目が話せない状態が続いています。

 

【次男(1歳3ヶ月)のマイブーム】

・ハイタッチからの親指グーのポーズ

・ボールペンの挟む部分の破壊(現在までの被害総本数6本)

 

【1日1新】

・夜、中野サンプラザ20Fのレストラン(懇親会)