多ければ多いほど不安は小さくなる

先日、子供とお風呂に入っている時間帯に、近所で火事がありました。

換気扇を通して、消防車のサイレンや拡声器の声が、あまりに生々しく聞こえたため、お風呂を出てすぐ外に様子を見に出かけました。

うちの前から火事現場と思われる場所までの道路を、何台もの赤いランプをピカピカさせた消防車が占領。

普通のパトカーや覆面パトカー、救急車の姿も確認できました。

Fire engine

↑本文とは関係ありませんが、消防博物館にて。昔の消防車や消防ヘリコプターの展示など盛り沢山。お一人様でも子連れでもお友達同士でも楽しめると思います。しかも入場無料。

※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

火事の規模に対して多すぎるほどの消防車

火事の規模に比してこれでもかというほどの消防車が来ていました。

素人目にはいくらなんでもそんな台数必要ないだろうと思ってしまいます。

しかし、得体の知れない、しかも非常に危険なものに立ち向かう場合、ギリギリの人数ではとても不安でしょう。

やはり、火事に対しては必要以上に機材・人員を投入することにより、万が一被害が広がったときの対応や迅速な消火活動ができることはもちろんのこと、消防隊員の不安や恐怖を和らげてくれる効果があるのではないかと思います。

あくまで私個人の推測ではありますが。

数的優位

敵よりも多く人数を集めることは、不安を小さくし、我々を勝利へと導いてくれる可能性が高くなります。

サッカーの中継などを見ていると、よく実況者が「数的優位」という言葉を口にしています。

「数的優位」とは、相手チームに退場者などが出て人数が少なくなった場合などに、味方の人数が相手の人数よりも多くなったことをいいます。

(ちょっと前まで「数的有利」かと思っていました・・・)

 

例えば、税務調査。(戦いではありませんが)

社長1人 vs 税務職員2名よりは、社長・経理担当者・税理士の3名で対応した方が、社長の不安感も小さくなり、納得のいく形で調査を終わることができる可能性は高くなります。

 

例えば、試験。

こちらは人数ではなく、勉強や準備にかける時間ということになりますが、やはり、多くの時間を費やせば費やすほど、自身につながります。

最後に

数的優位とはいっても、ただ闇雲に人数を増やせばいいというものでもありません。

時間の例になってしまいますが、試験に出ないところを一生懸命勉強しても、試験に合格することは不可能です。

無駄に人数や時間を消耗しないために、事前の作戦や計画が必要となります。

睡眠を削っての試験勉強は非効率ですし、その場に野次馬が多いからといって消火活動がスムーズに進むわけではなく、消火活動の妨げにしかなりません。

 

【HMJのつぶやき】

新生児とコミュニケーションを図ろうと、バリバリの赤ちゃん言葉で話しかけまくっていますが、まだ意思疎通は難しいようです。

ちなみに、新生児とは、生後28日未満までの赤ちゃんのことを言うそうです。

(その後は、乳児→幼児→児童と進んでいきます。)